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・年回忌法要
(四十九日法要、百カ日忌、一周忌、第三回忌、~それ以降も)
・追善供養
・先祖供養
・水子供養
など承ります。
どうぞお気軽にご相談ください!
自らが積んだ「善い功徳」を他の人々に「振り向ける」ことです。
「回」とは〈転ずる〉ことであり、自らの仏性を開発・転換し、その仏の心を人々に分け与えることです。
「向」とは〈趣く・手向ける〉ことであり、仏の教えを仰ぎ、仏道を歩むことによって仏の心に趣き向かう意味です。つまり、「回向」とは、仏の功徳を衆生にめぐらし与える「回施」としての菩薩行のことを指します。
簡単に言えば、自分がしてもらって嬉しかったことを他人にも施すことが「回向」と似ていますね。
(ex.つらいとき話を聞いてくれた。体がしんどいとき席をゆずってもらった・・・etc)
「回向」は「散善」と「追善」の2種類に分けられます。
「散善回向」とは、この世において人々に心を救う仏教を弘め自らも善根功徳を尽くして、仏の心を振り分けることです。つまり、仏教の良いところを伝えることです。
「追善回向」とは、仏事法要を営み、その功徳を亡き人に捧げることで、浄土にいけるように趣き向かわせることです。つまり、亡き人の苦しみを取り除き、「仏の心」を目覚めさせることです。
例えば、回忌供養、納骨供養、墓前供養、塔婆供養などがあります。
法華経の中に「願以此功徳・普及於一切・我等与衆生・皆共成仏道」(化城喩品より)という部分があります。
〈願わくは此の功徳を以って、普く一切に及ぼし、我等と衆生と、皆共に仏道を成ぜんことを〉という意味で、「みんなが一緒に悟りを得られますようにと願う」ことがまさに「回向」の最も大事なことです。
一般的には仏法僧の三宝や死者の魂に供物をささげ回向することを意味しますが、
「供養」とは元々、仏になるために身をささげ、心をつくす仏道の実践を指します。
これには、文字通り命をささげる「事供養(じくよう)」と大事なものをささげ志をあらわす「理供養(りくよう)」とがあります。
さらに「理供養」を大きく分けると「法供養」と「財供養」に大別されます。
「法供養」とは、仏さまの教えを弘めることで、人々を利益することです。
「財供養」とは、飲食や香華などの財物を供養することです。
普段、皆さんが持ってこられる「お供え」はまさにこの「財供養」です。
供養の方法には、三種供養(恭敬・讃歎・礼拝)や十種供養(華・香・瓔珞・抹香・塗香・焼香・繒蓋・幢幡・衣服・伎楽)、燈明・飲食供養などがあります。
日蓮聖人も釈迦佛への供養、法華経への法供養、法華経の行者への僧供養における三宝供養の功徳を重んじ、他には施餓鬼供養、開眼供養、塔婆供養、追善供養を営みました。日蓮聖人自らも仏法を体して生き功徳を及ぼしていく(事供養)をささげ、信徒はこの教えに導かれて理供養に励みました。
法華経の中に「一心欲見仏、不自惜身命」(寿量品より)という部分があります。
〈一心に仏を見たてまつらんと欲して 自ら身命を惜しまず〉という意味で、
「仏道を成就するために、命がけで取り組む」ことがまさに「供養」の最も大事なことです。
【家族・家庭】家内安全・夫婦円満・発育円満
【良縁・出産】良縁成就・安楽産福子
【身体・健康】身体健全・息災延命・当病平癒・除厄祈念
【旅行・交通】交通安全・方除祈念・旅行祈念
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法華経の中に「現世安穏、後生善処」(薬草喩品)という言葉があるように、
生きている私たち誰もが「この世で心安らかに過ごし、亡くなったあとも善い処へ生まれ変わりたい」
と願うことでしょう。
私たちの人生は「苦との対決」です。
仏教は、「苦、空、無常、無我(四法印)」によって根源的に人生の苦を乗り越える道を示しましたが、
なかなか日々の忙しい毎日を過ごす私たちではそればかりに構うことはできません。
そこで、佛・諸菩薩や諸天善神らの加護を受けて、その目標を達成するわけです。
『法華経』はまさに『末法、末世、濁世』の時代に対して説かれたお経であり、
どんなに苦しみの中にあっても、目標が見えない暗闇の中にいても、最後まで希望を捨ててはいけない
という教えです。
◯即便服之 病尽除癒(壽量品)
「其の衆の中に、心を失わざる者は、此の良薬の色香共に好きを見て即ち之を服するに、
病尽く除こり癒えぬ」
◯能奉持此経 斯人福無量(分別功徳品)
「若し我が滅度の後に能く此の経を奉持せん。斯の人の福無量なること、上の所説の如し」
・・・・などなど
法華経には数多くの「現世利益」が説かれており、
法華経の教えを信じ受持すれば、法華経の行者を護る仏・菩薩・諸天善神が必ず守護すると説かれております。
祈りと現世利益にも4種類あります。
「顕祈顕応」あらわに祈って顕著な験を得ること
「顕祈冥応」あらわに祈ったが、知らず知らずの内にご利益を受ける
「冥祈顕応」日々積み重ねた祈りが冥祈となって、あらわな効験となる
「冥祈冥応」日々積み重ねた祈りが徐々にその人の願った生活になっていくこと
目にはっきりを見えるものだけが現世利益ではなく、のちのちあとから考えると分かる現世利益もある
ということです。
最後に・・・
ご祈願・ご祈祷に来られて、そのまま音沙汰がない方がいらっしゃいます。
ご祈願・ご祈祷をしたということは仏・菩薩・諸天善神に「はっきりと頼んだ」ということです。
人間、悪いときには「神頼み」をしますが、状態が良くなってしまうと何も省みないものです。
ご祈願やご祈祷をした時は、常に仏・菩薩・諸天善神に報告と感謝をする心を持ちましょう。